人権強調月間 校長講話
12月は人権強調月間です。
18日(水)の朝の活動は、校長先生から全校児童に向けて、人権に関する講話がありました。
インフルエンザ等の感染症予防のため、急遽、体育館での集会を変更し、校長室からオンラインにて各教室に配信する形で行いました。
校長先生からは、絵本「へいわとせんそう」(谷川俊太郎文・Noritake絵)を題材として、お話をいただきました。
どのクラスも、画面を見ながら食い入るように、そして何かを考えようと、真剣に聴いている子どもたちの様子がうかがえました。
講話が終わると、各クラスの担任の先生から子どもたちにこんな問いかけが・・・。
「絵本の最後の1節『みかたのあかちゃん てきのあかちゃん』ってあったけれど、絵本の中で何か違ってた?」
子供たちは口々に答えます、「違ってない」「同じだった」と。
この地球に生まれてきた命に、敵も味方も重さの違いはない。
傷つけられたり、失われたりしていい命なんて、この世に1つもない。
だから、この本をきっかけに、命の尊さ、自分の命、周りの人の命を大切にするって、どういうことか考えてみようね。
短い時間でしたが、1冊の本から、1年生から6年生までの全員が人権について深く考える時間となりました。